ザンビアのサウスルアングア国立公園に生息するミミズク(アフリカコノハズク)。 ザンビア東部を流れるルアングア川沿いに広がるこの公園では、野生動物だけでなく400種を超える鳥の姿を目にすることができます。ナイトサファリで出会ったミミズクは微動だにせず、突然現れた人間たちを鋭い目で睨み返していました。 |
撮影者 園山英毅 |
南スーダン首都ジュバにあるナイル川沿いの魚市場。 地元の漁民が、ナイル川で取れたナイルパーチの肉を細長く切って干したものを、三つ編みにします。これをナイル川を上り下りする仲買人が買って、ジュバの港まで持ってくるようです。三つ編みの長さは1メートル以上あるので、捕れた魚はさぞ大きかったのでしょう。ナイルパーチは大きいもので体長2メートル、体重200キロにもなります。 |
撮影者 芹沢利文 |
ウガンダ北部で撮影した火炎樹の花。 アフリカを訪れるとよく目にするこの樹木は、火炎樹の呼び名で親しまれていますが、正式名称を鳳凰木(ホウオウボク)と言います。ウガンダ北部では雨期が本格化する頃に花が咲くため、この花を見ると農民が畑で忙しくしている姿が目に浮かびます。 |
撮影者 大野康雄 |
ウガンダ北部マーチソン・フォールズ国立公園に生息するロスチャイルドキリン(ウガンダキリン)の群れ。 長期間の内戦により絶滅が心配され、ケニアのナクル湖にも避難させられましたが、現在は個体数が回復しています。日本の動物園に多いアミメキリンやケニアにいるマサイキリンとは模様が違い、足先も白いのが特徴です。サバンナの大自然を駆け巡るキリンの足の速さに驚かされます。 |
撮影者 山下里愛 |
ザンビアとジンバブエの国境にあるヴィクトリアの滝に現れたルナ・レインボー。 ヴィクトリアの滝は世界三大瀑布の一つです。満月の夜にその滝つぼを覗き込むと、月光(ルナ)に照らされ浮かびあがる虹「ルナ・レインボー」を見ることができます。写真は長時間露光して撮ったので明るく見えますが、暗い夜の滝つぼから虹がぼうっと見えるのはとても神秘的です。 |
撮影者 今榮博司 |
ウガンダの首都カンパラで、アチョリ・クウォーターの少女たちが作る紙ビーズ。 カンパラにはアチョリ・クウォーターと呼ばれる貧困地区が存在します。ウガンダ北部のアチョリ地域で内戦があった際に、避難してきた人々が、そこに暮らしています。現金収入を増やし、自身の学費を捻出するために、少女たちは一生懸命紙ビーズを作り、販売しています。 |
撮影者 大野康雄 |
スリランカ中部ピンナラワにある象の孤児院。 スリランカの人々にとって象は神聖な動物であり、身近な存在です。この施設では、「群れからはぐれた」「なんらかのハンディがある」「親をなくした」などの様々な事情をもつ野生象たちが保護されていますが、写真のように自然のなかに飛び出して、のびのびと水浴びを楽しむ象たちの姿を間近に見ることができます。 |
撮影者 園山英毅 |
ウガンダ北部アチョリ地域の農家。 アチョリ地域の農家のほとんどが写真のような茅葺屋根の家に住んでいます。ひとつの家族(一族)が敷地内にいくつもの建物を建て、建物ごとに寝室・キッチンなどに分けて暮らしています。雨漏りせず暑い日でも涼しい機能性のよい建物ですが、数年に一度の屋根の張替えは重労働なようで、張替え不要で頑丈なトタン屋根の家に移り住むことが目標、と住民は話しています。 |
撮影者 石川渚 |
南スーダン南部の地方都市イェイで撮影したバナナの花。 写真はとある教会の庭で撮影したものですが、南スーダンでは、家庭の庭先など至るところでバナナを見かけることができます。豊富な降雨量と肥沃な土壌をもつ南スーダンは、農業のポテンシャルが高いのですが、幾度の内戦で国内は疲弊し、人々は苦しんでいます。 |
撮影者 芹沢利文 |
ケニア山の麓に広がる黄色い花畑。 手前には菜の花畑、奥にはひまわり畑が一面に広がっています。ケニアでは花卉の栽培が盛んでヨーロッパなどに沢山輸出されていますが、菜の花とひまわりは、キャノーラ油やひまわり油の生産のために栽培されたり、休耕地の土壌成分の改良のために植えられています。 |
撮影者 山下里愛 |
ネパール東部シンドパルチョーク郡から見たヒマラヤ山脈(エベレスト山群)。 乾期の間は、雨が降ることは稀で空気が澄んでおり、多くの場所でこのようなヒマラヤの白い山並みを展望できます。 |
撮影者 半田茂喜 |
ケニア中央部のアバーディア国立公園から見たケニア山の朝日。 アバーディア国立公園は豊かな森林を有しており、ケニアの貴重な水源林となっています。 |
撮影者 今榮博司 |
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