今月の一枚

 

2018年12月

マダガスカル固有種のバオバブ「アダンソニア・ルブロスティパ」。

世界でみられるバオバブ9種のうち6種がマダガスカル固有種といわれています。この種は、幹が太く、背が低いことが特徴で、一定の高さに達すると成長が止まって幹が肥大化します。皮や葉、果実や花などはさまざまなかたちで人々の暮らしに役立てられています。樹皮の模様は、極度の乾燥によってできるという説もありますが、自然のアート作品のようにも見えます。

 

撮影者 大隅悦子


2018年11月

ウガンダ北部アチョリ地域の屋根作りの様子。

アチョリ地域の民家には、茅葺の屋根が使われていることが一般的ですが、民家以外の建物でもこのように伝統的な素材で屋根を作ることがあります。何日もかけて行う屋根作りの作業にこの地域の伝統を垣間見ることができます。

 

撮影者 中西政文


2018年10月

タンザニアの田舎町で開かれた定期市の風景。

タンザニアでは、田舎町でも定期的に市が開かれます。その際には、たくさんの日用雑貨品や衣料品、食料品が売られ、いつもは静かな町が、とても賑やかになります。特に女性用の服の布地は、きれいに展示され、太陽の光に照らされると色鮮やかな光景を作り出します。

 

撮影者 大野康雄


2018年9月

ベナンでのよくある風景。

ベナンでは、どんな荷物も乗用車やバイクで運んでしまいます 。この写真の鶏は、トランクの上に紐でくくりつけられ、このまま風にさらされながら市場へ運ばれていきます。トランクを開ければ、そこには数匹のかわいい子ヤギたちもいました。

日本人の想像を超えるベナンの人々の積荷方法にはいつも驚嘆させられます。

 

撮影者 安彦美佐


2018年8月

ミャンマー北部、カター県コーリン郡のヒマワリ畑。

この地域では乾季になると、種から油をとって家庭で消費したり、販売収入を増やしたりする目的で、ヒマワリを栽培する農民の姿が広く見られます。調査のために訪問した村でも、立ち並ぶ農家を背景に黄色の花々が鮮やかに映えていました。

 

撮影者 園山英毅


2018年7月

ウガンダの中心部から南西部で食べられる一般的な料理。

主食のプレートには、マトケ(プランテーンバナナ)、さつまいも、じゃがいも等の穀類、スープのプレートには牛肉をピーナッツソースで煮込んだものが入っています。

マトケは食用バナナの皮を剥き、葉っぱでくるんで蒸したものです。見た目は日本の栗きんとんのようですが、甘くなくシンプルな味のため、スープやソースをたっぷり浸み込ませて食べるとより美味しくなります。

 

撮影者 山下里愛


2018年6月

ウガンダ国北部アチョリ地域キトゥグム県の風景。

アチョリ地域は他の地域と比べて山が少ない印象がありますが、キトゥグム県の北部にはいくつかの山があります。雨の後の晴れた日にはこれらの山が鮮明に見え、周辺の緑が溶け込んだ風景は心を和ませてくれます。この地域でかつて内戦があったことを忘れさせてくれる綺麗な風景の一つです。

 

撮影者 中西政文


2018年5月

ザンビア東部のサウス・ルアングア国立公園で撮影した牙なしゾウ。

ザンビアをはじめ、世界各地でゾウの牙を目当てに密猟が横行しています。サウス・ルアングア国立公園も例外ではなく、牙の大きなゾウのいる群れが特に狙われたと思われますが、突然変異か何かで牙を持たないゾウが現れ、その群れは密猟者のターゲットから逃れ、ゾウ全体の数が減る中で牙を持たないゾウの割合が増えたのではないかと言われています。「絶滅から逃れるためにゾウは牙をなくす方向に進化した」なんて話はとても悲しい話で、そうならないように願っています。

 

撮影者 今榮博司


2018年4月

タンザニアのキリマンジャロ山麓にある地方都市モシのジャカランダの並木道。

大乾期が終わりに近づく9月の終わりから10月にかけて、モシのジャカランダの木は薄い紫色の花を一斉に咲かせます。その姿はまるで日本の桜の木のようで、通り過ぎる人々の目を和ませてくれます。

 

撮影者 大野康雄


2018年3月

ザンビアのサウスルアングア国立公園で撮影したライラックブレステッドローラー。

和名をライラックニシブッポウソウというこの鳥は、サウスルアングア国立公園で頻繁に見ることができました。非常に色鮮やかな鳥で、羽を広げると翼の鮮やかな青が目に飛び込んできて、その美しさもまた格別でした。

 

撮影者 今榮博司


2018年2月

ネパールの首都カトマンズの近郊で撮影したミカンの選果の様子。

カトマンズの近郊では、近年ミカン作りが盛んになってきています。木の葉の落ちた木の下で、一家が収穫したミカンの選果をやっていて、青い空に橙色のコントラストが目にしみます。

刈り取られた水田の向こうの山裾に見える黄緑の木々がミカンの木です。収穫されたミカンは、カトマンズの市場で売られます。

 

撮影者 芹沢利文


2018年1月

マラウイ中部センガベイ郊外の幹線道路沿いで見かけた木彫りの置物。

センガベイは、透明度が高く熱帯魚の宝庫としても知られるマラウイ湖の湖畔の町です。

郊外で立ち寄った茅葺き屋根の土産物店の前に、素朴ながらも何とも味わいのある表情の作品が立ち並んでいました。

 

撮影者 園山英毅


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