今月の一枚


2022年6月

南スーダンの地方都市イエイ市内の雨上がりの道路。

町の人が日曜の教会の礼拝に向かっています。ぬかるみと着飾った人々との対照が印象的で、2012年の内戦の前の平和でゆったりとした時間の流れがありました。イエイは2016年の第2次内戦の被害が大きかった場所で、今どうなっているか、心が痛むところです。

 

撮影者 芹沢利文


2022年5月

ラオス北部ルアンパバーンの世界遺産地域にあるため池。

ルアンパバーンはラオスの古都で、旧市街地が世界遺産に登録されています。民家の裏側にこのようなため池を有する所も多く、魚やタニシ、野菜を育てたりして住民の伝統的な食料生産の場である一方で、生活排水が流入するなどしてその水質悪化が問題となっており、伝統と現代生活の調和が課題となっています。

 

撮影者 今榮博司


2022年4月

ネパールで撮影した「みつまた」の花。

「みつまた」は標高1,800mから2,600mの地域で自生し、黄色い毛毬のようなかわいい花を咲かせます。かつては日本でも生産され、明治以降、紙幣の主要原料としてその樹皮が使用されてきました。現在はネパールや中国が主要な生産地となっています。近年はネパールでも、手すきの紙製品の原料に活用できる森林資源と考えられています。

 

撮影者 大隅悦子


2022年3月

ベナンで見た地引網漁の様子。

沖合に仕掛けた巨大な網を、漁師の他に近所の子どもや女性たちも参加し、数十人で協力しながら引っ張っていました。30分ほど眺めていましたが、あまり進んだ様子は見られず、全て引き上げるまでには数時間はかかりそうな様子でした。

 

撮影者 安彦美佐


2022年2月

エチオピア中部オロミア州のラクダ。

農村に向かう幹線道路で、遊牧民の男性に追われて移動するラクダの一群に遭遇しました。乾燥地域の過酷な環境で暮らす遊牧民にとって、ラクダはとても貴重な家畜で、放牧は主に男性の役割です。遊牧民の子どもたちはラクダのミルクで育てられていますが、ミルクを搾るのも男性の役割であることが多いそうです。

 

撮影者 園山英毅


2022年1月

ウガンダ北部アチョリ地域の農村風景。

ウガンダ北部のアチョリ地域は、20年近く続いた内戦の影響で、壊滅的な被害を受けました。停戦から10年以上が経過し、今は復興から開発のステージへと移ってきています。人々の暮らしも落ち着きつつあり、農村部では平和な時間が流れています。

 

撮影者 大野康雄


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