今月の一枚

2021年11月

マラウイのムジンバ県ムズズ市近郊で行われているキノコ栽培(ヒラタケ)の様子。

マラウイは伝統的な農業国である一方で、世界最貧国のひとつでもあります。そこで、高値で取引されているキノコ栽培に挑戦している農業グループがいました。マラウイではキノコ栽培は殆ど普及していません。栽培は難しく幾度も失敗したようですが、めげずに挑戦し続け、収入向上に成功していました。

 

撮影者 小堺洋輔


2021年10月

ケニアの農村部にある町のマーケットの様子。

ケニアは比較的冷涼な気候のため、多くの園芸作物が栽培されており、毎週行われるマーケットデーには色とりどりの野菜や果物が並べられます。日本ではあまり見ることのない野菜や果物を手に取ってみるのも楽しいですが、マーケットの醍醐味はそこを訪れる人々の活気です。訪れるたびに店の人や買い物客との会話を通じてエネルギーをもらいます。

 

撮影者 加藤満広


2021年9月

ナイジェリアの首都アブジャ近郊の村でみた家庭の調理風景。

この地域ではこの形のかまどが一般的によく使われていて、かまどの数は家庭によって異なります。このお宅のかまどは1つで、簡易コンロを併用していました。この日の主食は、メイズをお湯で練ったお餅のようなものでした。木の棒を使って練るのはとても力がいります。食卓には魚とカボチャの葉のスープが一緒に並んだようです。

 

撮影者 吉谷真子


2021年8月

タンザニア農村部の道路の風景。

タンザニアだけでなく、アフリカの農村部にはこのような赤土の道路がよくあります。大雨になるとぬかるんで車が轍にはまってしまうこともあり、数年に一回は表面を削って整備しないといけません。子供が通学したり、お母さんがマーケットに買い物に行ったり、お父さんが農産物を出荷したり、この赤土の道は、生活には無くてはならないものです。

 

撮影者 大野康雄


2021年7月

フィリピン・セブ島沖合にあるカオハガン島の子ども達と行った熱気球の実験。

東京ドームほどの大きさのカオハガン島には、約600人の島民が自然と共にゆったりと暮らしています。この日は、子どもたちとポリ袋を使って熱気球の実験をしました。ソーラーパワーで飛び上がった黒い物体に子どもたちは目を丸くし、大歓声がわきあがりました。蒼い海と白い砂浜、青空の下で子どもたちの瞳がキラキラと輝いていました。

 

撮影者 佐藤千咲


2021年6月

エチオピア北部ラリベラにある、岩窟教会群の1つ。

世界遺産にも登録されているこの教会群は、正確な建設時期は不明ながら12~13世紀頃と推定されており、建設機械などは勿論ない時代に、長い年月をかけ固い岩を人の手で削り掘って作られたものです。この場に立つと、その壮大な造形美は勿論のことながら、人が持つ潜在的な力に圧倒されます。

 

撮影者 金子和代


2021年5月

ベトナム北西部ディエン・ビエン省の田園風景。

この地域はラオスと国境を接しており、米どころ、特にもち米がおいしいと評判の地域です。年が明け、少し暖かくなってくる春節のころ、手作業で田植えをする様子があちこちの田んぼで見られます。”かたち”もさまざまな小さな田んぼが連なる中、細い畔を人々が行き交い、活気に溢れています。

 

撮影者 大隅悦子


2021年4月

ベナンの海岸部の夕暮れ。

太陽が徐々に沈み、刻々と空の色が変わっていくのを東屋からぼんやりと眺めていました。ヤシの木以外遮るものがない、空と海を覆う柔らかな夕焼けの色に、しばし時間を忘れて癒されたひと時でした。

 

撮影者 安彦美佐


2021年3月

ザンビア南部の農村部にあるトイレとシャワー室。

左側がトイレで右側がシャワー室です。トイレは昼間でも薄暗く、誰かが中に入っているのかどうか分かりません。また、ドアがないため入る前に一声かけることが習慣になっています。シャワー室には、タライにお湯を入れて持って入り行水をします。夜は月明かりで行水をしますが、開放感がありとても気持ちがいいです。

 

撮影者 今榮博司


2021年2月

キルギスのサリチェレク自然保護区の標高約1900mにある氷河湖 サリチェレク湖。

周辺の山が石灰岩のため、湖水にはカルシウムが多く含まれており、晴れの日にはエメラルドグリーンに輝く湖と、そこに映える天山トウヒとのコントラストが絶景です。この山地は、世界中のリンゴの品種のもとになったリンゴの原種と菓子ぐるみの原種の産地で、クルミ巨木の天然林は圧巻です。

 

撮影者 芹沢利文


2021年1月

ウガンダ北西部のマーチソン・フォールズ国立公園のバッファローの群れ。

バッファローはアフリカスイギュウとも呼ばれ、水辺を好み、日中は泥浴びをしている姿を多く見かけます。数百頭の群れで暮らしており、近くで見るとその迫力に圧倒されます。非常に気性が荒く、群れでライオンに立ち向かうこともあるそうです。人間が近づくと、警戒心からなのか常にカメラ目線になります。

 

撮影者 山下里愛


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