研修、講師派遣 <大学、専門学校> (2024年)

株式会社JINが大学や専門学校で行った研修やセミナー、ワークショップ及び講師派遣のご紹介です。

 


同志社大学 政策学部

■実施日:2024年12月12日 ■場所:同志社大学 ■主催:政策学部/岡本由美子ゼミ

 

同志社大学政策学部の2年生を対象に、事業部長の山下が国際協力や開発コンサルタントの仕事について講義を行いました。現在実施中のJICAプロジェクト「北部ウガンダ生計向上支援プロジェクト」の事例を取り上げながら、現場での活動の様子や開発コンサルタントとしてのやりがい、今後国際協力を目指す学生の方々へのメッセージなどを伝えました。2025年夏のウガンダフィールドワークに向けて、学生の皆様の興味・関心は非常に高く、有意義な時間となりました。

 


金沢工業大学 修学基礎教育課程

■実施日:2024年12月24日、25日 ■場所:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

■主催:修学基礎教育課程

 

写真は金沢工業大学土橋教授提供

金沢工業大学の修学基礎教育課程リベラルアーツ科目「生涯学習特別科目(国際協力論)」で、コンサルタントの今榮が自然環境保全に関する国際協力の取り組み、及びキャリア形成について、特別講義を行いました。海外協力隊、JICA専門家、コンサルタントなどの国際協力における多様な立場を経験してきた今榮が、ザンビア、ジャマイカ、ケニア、コスタリカ、インドネシアで実施してきた様々な自然環境保全の取り組みをもとに、世界各地でどのような問題があり、それに対して日本はどのように支援しているかを、現場でのエピソードを交えて紹介しました。例えば、ラオス・ルアンパバーン世界遺産地域のため池の水質改善について、世界遺産におけるため池の位置づけ、ラオスの伝統的な暮らしにおけるため池の役割、実験的な環境改善工事の実施などを説明しました。キャリア形成については、なぜ国際協力の仕事に関心を持ったのか、実務と学業を行き来する中で得られたもの、国際協力の現場では技術的なものだけではない能力が求められることなどについて、これまでの経験を踏まえてお話ししました。理工系の学生の皆様が就職する企業の業種は様々かもしれませんが、活動の場に国境はありません。だからこそ知ってほしいことがありました。多種多様なキャリアの積み方があるので、幅広い視野を持っていただくことを願っています。

 


獨協大学 全学部共通

■実施日:2024年12月10日 ■場所:獨協大学 ■主催:全学共通カリキュラム担当課

 

獨協大学では、全学部共通の科目の一つとして、「国際協力とJICA」と題した講座を設けています。この講座では、各回ゲスト講師を招き、JICAを中心とした国際協力事業の紹介が行われていますが、その中の一コマ「民間企業とJICAとの協力関係」で、取締役の半田が講義を行いました。参加した約50名の学生の皆様に対し、「開発コンサルタントとは?」をテーマに、プロジェクトを請け負うための企画書の作成手順、開発コンサルティング企業がどのように業務を開始するか、そしてどのように利益を得て会社経営が成り立っているか等、自身のキャリアパスも絡めてお話ししました。また、実際の開発コンサルタントの仕事例として、半田が関わった保健や農業、スポーツ分野に関連したプロジェクトを紹介し、どのように開発途上国支援に貢献しているかのイメージを伝えました。JICA以外にも様々な組織が国際協力を行っていること、多様なアプローチがあり、バラエティに富んだ事業や活動が行われていることも説明し、これからの国際協力の可能性や、国際協力事業に関わる者として求められる能力や姿勢等を知ってもらうよい機会となりました。

 


名古屋大学大学院 国際開発研究科

■実施日:2024年11月5日 ■場所:名古屋大学 ■主催:国際開発研究科

 

名古屋大学大学院国際開発研究科の「開発協力論」の講義で、事業部長の山下が「ジェンダーと栄養改善」をテーマに、当社が実施中の「北部ウガンダ生計向上支援プロジェクト」について講義を行いました。現地の活動写真やビデオ、紙芝居型教材などを見せながら、主に農家グループメンバーや各家族の生活の向上のための活動内容を紹介しました。学生の皆様からは「コミュニティが自分たちの問題を考え、認識し、力をつけて解決策を見つけることができるようになるプロジェクトのアプローチがよいと思った」、「気候変動と乾期野菜栽培、ジェンダー啓発、家族の幸せ、栄養改善、現金管理などのトレーニング、市場とのネットワークの構築、効果的なデジタルツールの導入など、様々な工夫を重ねたことによるプロジェクトの成果にも感銘を受けた。」などさまざまなコメントが寄せられました。学生の皆様が母国に帰国した後、農村開発の現場で活躍してくださることを願っています。

 


亜細亜大学 国際関係学部

■実施日:2024年10月3日 ■場所:オンライン ■主催:国際関係学部/角田宇子専門ゼミ

 

亜細亜大学国際関係学部国際関係学科・角田宇子教授のゼミの3年生を対象に、コンサルタントの佐藤千咲が「国際協力、途上国の取組み」について講義を行いました。佐藤自身のこれまでの経験をもとに、JICAや国際機関、NGOを通じた現場での活動の様子を紹介しました。また、開発ワーカーとして大切にしているスキルや姿勢についてもお話ししました。途上国支援への関わり方にはさまざまなアプローチや分野があること、計画・実施・評価といった段階ごとに求められる役割があること、さらに「国際協力の裏方」としての開発コンサルタントの仕事についても説明しました。参加した学生の皆様からは、「視野が広がった」「将来について考えるきっかけになった」といった感想をたくさんいただきました。いつか皆さんと現場でご一緒できる日が来るのを楽しみにしています。

 


亜細亜大学 国際関係学部

■実施日:2024年7月11日 ■場所:オンライン ■主催:国際関係学部/角田宇子専門ゼミ

 

亜細亜大学国際関係学部国際関係学科/角田宇子教授のゼミの2年生を対象に、コンサルタントの佐藤千咲が「開発途上国の社会課題」をテーマにフィリピンの方々とのオンラインによる交流会を行いました。5人のゲストがフィリピンから参加し、村レベルでの環境・保健・教育分野の取組み事例のほか、フィリピンの伝統的な文化や価値観、習慣についても紹介しました。学生の皆さんはこれまで学んできた途上国の開発課題の知識をもとに、たくさんの質問をしてくれました。現地の方々から直接話を聞くことで、学生たちは日本とフィリピンの文化や社会、経済的な違いを改めて理解し、新たな気づきがあったようです。また、現地の方々との双方向での交流を通じて、フィリピンに興味を持ち、いつか現地に行ってみたいというコメントもありました。このような機会を通じて、学生の皆さんが国際社会についての理解を深め、これからも積極的に関わっていってくれることを期待しています。

 


日本体育大学 スポーツ文化学部

■実施日:2024年6月7日 ■場所:日本体育大学 ■主催:スポーツ文化学部

 

日本体育大学スポーツ文化学部3年生と4年生の約80名が受講する「スポーツと国際協力」の講義で、コンサルタントの内田が『「スポーツと国際協力」の仕事 -開発コンサルタントとして-』をテーマに講義を行いました。開発コンサルタントの仕事や、JICAグローバルアジェンダ「スポーツと開発」について説明し、現在、当社が実施している「南スーダン国スポーツを通じた平和促進プロジェクト」を事例として、プロジェクトの経緯、活動内容、活動を実施するうえでの工夫等を紹介しました。学生の皆様には、スポーツが持っている大きな可能性を感じていただけたと思います。スポーツを専門に勉強されている皆さんの今後のご活躍を願っています。

 


亜細亜大学 国際関係学部「グローバル・キャリアデザイン入門」

■実施日:2024年5月8日 ■場所:亜細亜大学 武蔵野キャンパス ■主催:国際関係学部

 

亜細亜大学国際関係学部1年生向けのキャリア科目「グローバル・キャリア・デザイン入門」に、コンサルタントの佐藤千咲が登壇しました。講演では、学生時代から現在に至るまでのキャリアパスから、現在携わっているアフリカでのプロジェクトについてお話ししました。また、講義中のグループワークや全体での質疑応答セッションを通して、自身が大切にしている思いや価値観を共有しました。本講演後のQ&Aでは、「ゲスト・スピーカーの話は大学生活に活かせると思う」という質問に対して、8割近くの参加者の方が「強くそう思う」と回答してくださり、個別の感想と合わせて高い評価をいただくことができました。

 


同志社大学 政策学部ゼミ

■実施日:2024年4月27日 ■場所:同志社大学 ■主催:政策学部/岡本由美子ゼミ

 

同志社大学政策学部の3年生を対象に、事業部長の山下とスタッフの佐藤秀がプロジェクトサイクルマネジメント(PCM手法)の演習を実施しました。演習では、当社が実施中の「北部ウガンダ生計向上支援プロジェクト」の事例を基に、農家が直面する課題を分析しました。2つのグループに分かれての演習でしたが、学生の皆さんの積極的な参加と活発な議論を通じて両グループとも「地域住民の食料不足」や「栄養の偏り」という困難な課題を幅広い視野で深く分析していました。9月には、実際にウガンダ国北部のプロジェクト対象地を訪れ、農家グループへのインタビュー後に農業普及員たちと一緒にPCM手法を使った問題分析・目的分析を行う予定です。今回の演習の成果を活かして本番でも学生の皆さんが活躍してくれることを期待しています。

 


東京農業大学 African Café

■実施日:2024年4月25日 ■場所:東京農業大学 世田谷キャンパス 国際センター

■主催:世界展開力強化事業「アフリカの栄養改善活動をフィールドとする協働実践型教育プログラム」

 

東京農業大学が実施する「アフリカの栄養改善活動をフィールドとする協働実践型教育プログラム」の一環であるAfricanCafeのゲストスピーカーとして、スタッフの佐藤秀が「開発コンサルタントの仕事~農業・農村開発の現場から~」をテーマに講演を行いました。同大学の厚木キャンパス、オホーツクキャンパスからのオンライン参加も含め、合計30名の学生・教職員の参加がありました。タンザニアでの青年協力隊活動の経験をはじめ、当社が実施する「南スーダン国食料安全保障・生計向上のための農業振興・再活性化プロジェクト」「北部ウガンダ生計向上支援プロジェクト」「ナイジェリア連邦首都区における栄養改善能力向上プロジェクト」の3つのプロジェクトを事例に、農家の生計向上につながる農業・農村開発のあり方についてお話しました。学生の皆さんからは「“答えは現場にある”という言葉が響きました」「今回の講演で農業技術よりも大切なことを学べました」等のコメントを頂きました。皆さんが近い将来、農村開発の現場で活躍されることを期待しています。

→東京農業大学Webサイト African Café Topics(2024年4月27日)はこちら(外部リンク)

 


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