研修、講師派遣 <大学、専門学校> (2022年)

株式会社JINが大学や専門学校で行った研修やセミナー、ワークショップ及び講師派遣のご紹介です。

 


獨協大学 全学部共通

■実施日:2022年12月12日 ■場所:オンライン ■主催:全学共通カリキュラム担当課

 

獨協大学では、全学部共通の科目の一つとして、「国際協力とJICA」と題した講座を設けています。この講座では、各回ゲスト講師を招き、JICAを中心とした国際協力事業の紹介が行われていますが、その中の一コマ「民間企業とJICAとの協力関係」で、事業部長の半田が南スーダンからオンライン講義を行いました。参加した130名以上の学生の皆様に対し、「開発コンサルタントとは?」をテーマに、開発コンサルタントがどのように業務を開始し、開発途上国支援に貢献しているか、民間企業としてどのように利益を得て会社経営が成り立っているか等、自身のキャリアパスも絡めてお話ししました。また、実際の開発コンサルタントの仕事例として、半田が関わった保健や農業、スポーツ分野に関連した調査やプロジェクトを紹介しました。また、JICA以外にも様々な組織が国際協力を行っていること、多様なアプローチがあり、バラエティに富んだ事業や活動が行われていることも説明し、これからの国際協力の可能性や、求められる能力や姿勢等を知ってもらうよい機会となりました。

 


大阪府病院協会看護専門学校

■実施日:2022年12月7日 ■場所:オンライン

■主催:株式会社阪急交通社、大阪府病院協会看護専門学校

 

大阪府病院協会看護専門学校看護学科の学生、約70人を対象に、コンサルタントの佐藤が「国際看護概論:フィリピンの事例」に関するオンライン講義を行いました。昨年度と同様にフィリピンの一般概要や保健医療制度、そして日本の国際保健分野の協力アプローチについて、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)を踏まえてお話ししました。また、今回はフィリピンの現職看護師の方を招待し、病院での仕事内容や経験を共有していただきました。新型コロナウイルス感染症の蔓延など、大変厳しい環境で働きながらも明るく、前向きに仕事へ取り組む姿に、多くの学生の皆さんはとても良い刺激を受けたようでした。

 


千葉大学 国際教養学部

■実施日:2022年5月18日 ■場所:オンライン ■主催:国際教養学部

 

千葉大学国際教養学部の国際協力論の学部生を対象に、事業部次長の山下が、「開発コンサルタントの仕事とアフリカにおける国際協力」というテーマで、オンライン講義を行いました。国際協力のキャリアを目指すきっかけになった原体験、開発コンサルタントの業務のしくみや特長、プロジェクトの事例紹介、現場で求められる力などについてお話をしました。事例紹介では、当社が実施中の「ウガンダ国北部ウガンダ生計向上支援プロジェクト」で、『家族全員の幸せのために』というスローガンの下、現地の農家の方々が日々抱えている課題にどのように向き合い、解決のためにどのような取り組みを行っているかを紹介しました。特に、外部者として一歩下がって、現地の人々の考えと行動を尊重する姿勢や、すべての活動にジェンダーの視点を入れること、プロジェクト終了後にも活動が根付くことを目指すやり方など、国際協力を行う上で自身が大切にしていることをお伝えしました。

 


亜細亜大学国際関係学部

■実施日:2022年4月28日 ■場所:オンライン ■主催:国際関係学部/角田宇子専門ゼミ

 

亜細亜大学国際関係学部国際関係学科角田宇子ゼミの2年生を対象に、コンサルタントの佐藤が「開発途上国の社会課題」をテーマにフィリピンの方々とのオンライン交流会を開催しました。交流会では、現地の方々(村長、ヘルスワーカー、環境組合の代表)に彼らの暮らしや社会文化、健康や環境課題と地域の活動について写真を交えながら紹介してもらいました。現地には日本と共通した生活スタイルがある一方で、日本ではあまり聞かない保健医療や環境に関する課題があります。そうした課題を解決するために地域住民が協働して取り組んでいることなど、現地の方から直接聞く話は、学生の皆さんにとって新しい発見や気づきがあり、今後の学習にも繋がるよい学びの機会となったようです。

 


同志社大学 政策学部ゼミ

■実施日:2022年4月23日 ■場所:同志社大学 ■主催:政策学部/岡本由美子ゼミ

 

同志社大学政策学部の3年生を対象に、事業部次長の山下とスタッフの吉川がプロジェクトサイクルマネジメント(PCM)手法の演習を行いました。当社が実施中の「ウガンダ国北部ウガンダ生計向上支援プロジェクトフェーズ2」の現状を説明し、PCMの問題分析と呼ばれる手法を使って、現地の農家が抱える問題をグループで議論しました。学生の皆さんは「野菜が農家にとって適正な価格で売られていない」「農家に十分な営農知識が普及していない」といった問題を中心に、インフラや紛争等様々な視点から問題の原因を掘り下げていくことで、PCM手法を実践し、北部ウガンダについて理解を深めていました。

 


長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科

■実施日:2022年4月22日 ■場所:オンライン

■主催:熱帯医学・グローバルヘルス研究科

 

長崎大学熱帯医学・グローバルヘルス研究科とロンドン大学衛生熱帯医学大学院が共同開講する熱帯医学・衛生コースの参加者を対象に、コンサルタントの佐藤が「緊急医療・災害復興支援」講師としてオンライン講義を行いました。2013年にフィリピンを直撃した大型台風30号を事例に、災害直後から長期に亘る被災地支援のニーズについて、現場での支援活動の経験を踏まえながら説明しました。参加者からは、被災者の自立支援のために導入した回転基金制度のしくみや、途上国の保健医療支援についてなど、多くの質問を頂きました。

 


2025年実施

2024年実施

2023年実施

2021年実施

2020年実施

2011年~2019年実施