国際協力プロジェクト <その他のプロジェクト>

NEW

JICA エチオピア国栄養分野にかかる基礎情報収集・確認調査

分野

栄養改善

期間

2021年3月-2021年6月

エチオピアでは子どもの38%が発育阻害の状態にあり、子どもの死因の28%が栄養不足に関連しているとされています。農村部では小規模農家を中心に天水依存型の農業が行われ、食料不足が慢性化しており、栄養バランスを考慮した作物栽培や食事摂取の実践にまでに至っていません。このような状況のなか、エチオピア政府は栄養に配慮した農業・食料摂取の推進を通じて人々の栄養改善を図るため、「栄養センシティブモデル構築プロジェクト」の実施をJICAに要請しました。本調査では、既存の関連資料の収集、農業省や保健省、ドナー等との面談、地方政府の行政官や普及員からの聞き取りを通じて栄養と農業の両分野の現状と課題に関する基礎情報を収集・分析し、プロジェクトの実施枠組みの検討に向け、エチオピア側との協議と確認を行いました。

 


NEW

JICA ペルー国アンデス-アマゾンにおける山地森林生態系保全のための統合型森林管理システムの構築(科学技術協力案件)詳細計画策定調査(評価分析)

分野

自然環境保全

期間

2020年12月-2021年6月

ペルーのアンデスからアマゾンに至るエリアは、多様な山地生態系を有しています。しかし、焼き畑農業や森林の違法伐採等により森林破壊が進んでしまい、森林の水資源に影響が出ている地域があります。また、この地域での火災や伐採からの森林の回復過程については、不明点が多いのが現状です。つまり、人々の暮らしとの関わりで森林が変化する時、その森林が有する資源も変化していきますが、今回、その変化の仕組みをモデル化し、どの土地をどのように利用していけば、住民の暮らしを守りながら持続的に山地生態系を管理できるのかを追及する技術協力プロジェクトが提案され、調査を実施しました。ペルー側の関係者へインタビューを行い、山地生態系の現状や課題、現在の取組等について確認し、協議を経て、プロジェクトの枠組みが形成されました。

 


JICA スーダン国リバーナイル州における市場志向型農業および灌漑スキームの組織とその運営能力強化プロジェクト詳細計画策定調査(評価分析)

分野

農業開発

期間

2020年11月-2021年1月

JICAはこれまでスーダン国のリバーナイル州において、灌漑開発支援を行ってきました。技術協力プロジェクト「リバーナイル州灌漑スキーム管理能力強化プロジェクト」の実施により、2つの州営灌漑管理組織の運営管理や施設維持管理能力の向上を図りました。これにより、効果的な配水計画の策定や営農改善が行われ、適切な灌漑農業の実践に寄与しました。スーダン政府は、同プロジェクトの成果を活用し、他の灌漑管理組織の能力強化と効率的な水利用による市場志向型農業を実現するために、「リバーナイル州における市場志向型農業および灌漑スキームの組織とその運営能力強化プロジェクト」を要請しました。このため、本調査調を通じてスーダン政府と計画枠組みや実施体制を合意した上で、プロジェクトの目標、成果、活動内容等を協議・整理しました。

 


JICA ウガンダ国アタリ流域地域灌漑施設維持管理能力強化プロジェクト詳細計画策定調査(農民組織強化・水利組合設立)

分野

農業開発

期間

2019年8月-2020年2月

ウガンダ国において、JICAは実施中の無償資金協力事業「アタリ流域地域灌漑施設整備計画」で、灌漑施設の建設を予定しています。今後建設される灌漑施設の持続的な運営・維持管理を実現するため、ウガンダ政府より、水利組合と関係行政の維持管理体制の構築や人材育成を目的とした「アタリ流域地域灌漑施設維持管理能力強化プロジェクト」が要請されました。このため、アタリ地域の農民の現状を調査し、農民の抱える課題や灌漑施設建設に関する期待や懸念などを詳細に確認しました。また、今後の水利組合設立に向けて農民代表と協議を重ね、ウガンダの農業畜産水産省が規定したガイドラインに沿って、水利組合設立準備委員会の発足を支援しました。加えて、プロジェクトの実施体制、目標、成果、活動内容等の詳細を整理しました。

 


JICA エチオピア国オロミア州リフトバレー地域におけるFFSを通じた持続的自然資源管理プロジェクトフェーズ2詳細計画策定調査(評価分析)

分野

気候変動

期間

2020年1月-2020年3月

エチオピアでは農業がGDPの約4割を占め、国民の8割以上が農村に居住し、自然資源に大きく依存しています。近年は気候変動により干ばつや洪水が頻発し、国民生活に甚大な影響を及ぼしており、農業や自然資源管理を気候変動に適応させていく取組みが必要とされています。同国最大のオロミア州では、これまで、農民同士の学び合いにより農業技術の普及を図ったり、持続的森林管理のために、保全する森林で収穫した原種のコーヒーに付加価値を付けて販売したりする取組みがなされてきました。それらは農民の生計手段の多様化や環境保全に適応していく活動です。本調査では、それらの取組みをモデル化して各地の適応計画の模範事例とし、国の気候変動適応政策にも反映するというプロジェクトの枠組みを構築しました。

 


JICA ケニア国地方分権下における小規模園芸農民組織強化・振興プロジェクト2詳細計画策定調査(評価分析)

分野

農業開発

期間

2019年10月-2019年12月

JICAは2006年からケニアでの事業を通じて、“ビジネスとしての農業”を推進する「SHEPアプローチ」を開発しました。2013年の地方分権化後も「地方分権化における小規模園芸農民組織強化・振興プロジェクト(SHEP PLUS)」により、地方政府の小規模農家支援体制の確立を支援してきました。そして、今回、ケニア政府より、これまでの成果を活用しながら、農業関連の中小企業の支援を行うことで、地方の農業セクター全体を活性化させることを目的とした「SHEP PLUS2」が要請されました。調査では、各地方政府の政策・計画、予算状況、実施体制等を考慮に入れた現実的な活動方法のほか、農業関連教育機関へのSHEPアプローチの導入等、通常の農業普及とは違う展開方法も検討しました。また、農産品加工業者、流通業者といった農業関連の中小企業の現況や抱える課題を把握し、今後の地方政府との連携の可能性についても検討しました。

 


JICA マラウイ国世界自然遺産・マラウイ湖国立公園における貴重な自然と調和した持続可能な地域開発モデルの構築(SATREPS案件)詳細計画策定調査(評価分析)

分野

自然環境保全、地域開発

期間

2019年8月-2019年11月

世界自然遺産であるマラウイ湖国立公園の漁村の住民は自然資源を利用して生活しています。そこでは、自然と人間生活が密接に相互作用する複雑な社会生態系が存在しており、例えば、水産資源の過剰利用が、水産資源の減少だけでなく、水産物加工に必要な森林資源の過剰利用や観光資源の質の悪化に繋がるなどの課題がありました。このような中、持続的発展のために、多様な資源の統合的管理システムを有効かつ効率的な形で構築し、住民生活の質の向上を図る技術協力プロジェクトが提案され、調査を実施しました。その調査により、湖に人工漁礁を作って魚が集まりやすくしたり、湖水を使って灌漑して野菜を栽培し子どもたちに食べさせることで栄養改善を図ったり、住民自身が様々な取り組みをしていることを確認しました。大学の研究者はそれらの取り組みを科学的に分析することでその意義を評価し、住民と研究者とが互いに敬意を払って協力し、地域の自然資源を持続的に利用しながら発展を図るというプロジェクトの枠組みが形成されました。