国際協力プロジェクト <その他のプロジェクト>

NEW

JICA マラウイ国世界自然遺産・マラウイ湖国立公園における貴重な自然と調和した持続可能な地域開発モデルの構築(SATREPS案件)詳細計画策定調査(評価分析)

分野

期間

自然環境保全、地域開発

2019年8月-2019年11月

概要

世界自然遺産であるマラウイ湖国立公園の漁村の住民は自然資源を利用して生活しています。そこでは、自然と人間生活が密接に相互作用する複雑な社会生態系が存在しており、例えば、水産資源の過剰利用が、水産資源の減少だけでなく、水産物加工に必要な森林資源の過剰利用や観光資源の質の悪化に繋がるなどの課題がありました。このような中、持続的発展のために、多様な資源の統合的管理システムを有効かつ効率的な形で構築し、住民生活の質の向上を図る技術協力プロジェクトが提案され、調査を実施しました。その調査により、湖に人工漁礁を作って魚が集まりやすくしたり、湖水を使って灌漑して野菜を栽培し子どもたちに食べさせることで栄養改善を図ったり、住民自身が様々な取り組みをしていることを確認しました。大学の研究者はそれらの取り組みを科学的に分析することでその意義を評価し、住民と研究者とが互いに敬意を払って協力し、地域の自然資源を持続的に利用しながら発展を図るというプロジェクトの枠組みが形成されました。

JICA ケニア国地方分権下における小規模園芸農民組織強化・振興プロジェクト(SHEPアプローチ定着支援)

分野

期間

農業開発

2019年2月-2019年6月

概要

JICAは2006年からケニアでの技術協力プロジェクトを通じて、“ビジネスとしての農業”を持続的に推進するための「Smallholder Horticulture Empowerment and Promotion(SHEP)アプローチ」を開発し、小規模園芸農家の所得向上支援を行ってきました。また、2013年の地方分権化後も、地方政府によるSHEPアプローチを活用した小規模農家支援体制の確立を目的とした「地方分権化における小規模園芸農民組織強化・振興プロジェクト(SHEP PLUS)」(2015年-2020年)を実施しています。本業務では、地方政府の農業行政官や普及員が、SHEPアプローチによる農家の行動変容プロセスやその成果、農業普及の重要性についての理解を深めていくことで、カウンティでSHEPアプローチが定着することを目的としています。フィールドデイの実施や優良事例集の作成、他のプロジェクトの協働にかかるワークショップの開催等の活動を通して、カウンターパートの能力強化を行いました。

JICA フィリピン国農業近代化に係る情報収集・確認調査(農業政策・金融)

 

分野

期間

農業開発

2017年7月-2018年3月

概要

フィリピン農業省は、コメ生産の機械化を促進するため、有償資金協力の支援要請を行いました。それを受け、本調査では、農家、農業協同組合、中小企業などの農業の担い手を取り巻く労働市場や資本市場の動態に注目して、フィリピンの農業近代化と機械化の動向、既存の農業近代化政策と制度、実施中の近代化促進プログラムとの整合性などの観点から、必要な情報を収集・分析し、要請の妥当性と改定案を検討しました。その結果、農業の近代化が経済成長に貢献するためには、農業機械化により節約された労働力が農業セクターと他セクターにより吸収されること、農業機械化の始まりだした地域の支援に注目すること、競争市場の原理に基づき農業サービスサブセクターを振興し、同セクターの寡占化を防ぐことが必要条件であることが確認されました。これらの結果に基づき、1)政府の管理・監督サービス、普及サービス、ビジネス開発サービスの提供、低利融資のための政策基金の設置・運営、2)低利の政策金融の提供を通じ、民間セクターによる農業生産・加工サービスビジネスの強化、3)農業機械化の進行に伴い、農業労働市場と地域社会に発生する利害関係の調整サービスの提供、の3コンポーネントからなる有償資金協力事業の改定案を策定しました。

JICA ウガンダ国コメ振興プロジェクト第2次終了時評価調査及びコメ振興プロジェクト・フェーズ2詳細計画策定調査(評価分析)

分野

期間

農業開発

2017年9月-2017年10月

概要

近年、ウガンダでは、コメの需要が急速に高まっていることから、JICAは2011年より「コメ振興プロジェクト」を実施し、コメの生産強化を図ってきました。同プロジェクトの実施が、ウガンダのコメ生産量の増加に大きく貢献したことから、これまでの成果を活用しつつ、コメ生産性向上に向けた更なる取り組みを行うために、ウガンダ政府より「コメ振興プロジェクト・フェーズ2」が要請されました。このため本調査では、現行プロジェクトが終了を迎えるに当たっての評価を実施し、目標達成度や成果等を分析しました。また、次期プロジェクトの実施体制、目標、成果、活動内容等の詳細を整理しました。

JICA 南スーダン国ジェンダー情報収集・確認調査

分野

期間

ジェンダー

2017年3月-2017年10月

概要

2011年に独立した南スーダンでは、長年の紛争中に、兵士から性的暴行を受けるなどの悲惨な経験をした女性が大勢います。また、世帯主であった男性を殺害されたり、家を追われたりしたため難民や国内避難民となり、多くの女性が苦しい生活を強いられています。本調査では、ジェンダー・子ども・社会保障省と協力し、経済・農業分野のジェンダー主流化及び経済的エンパワメント推進のための情報収集ワークショップを隣国ウガンダで実施しました。ワークショップでは、経済・農業関連省庁のジェンダー担当官の政策策定・予算策定・事業実施における能力強化のため、ウガンダで実施中のJICAプロジェクトやNGOを訪問したり、ウガンダ、ケニア、ルワンダの関係者を招聘したりして東アフリカ諸国の優良事例と教訓を共有するなど、人的ネットワークの構築も行いました。

 

→案件の詳細についてはこちら(外部リンク)をご覧ください

JICA ナイジェリア国連邦首都区における栄養改善能力強化プロジェクト詳細計画策定調査(栄養改善)

分野

期間

栄養改善

2017年9月-2017年11月

概要

ナイジェリアの人口規模はアフリカ諸国の中でも最大であることから、栄養不良問題を抱える人口が大きく、対応が必要になっています。そのため、連邦予算国家計画省が中心となり、National Policy on Food and Nutritionを策定するなど、栄養に関する取り組みが進められています。JICAでも、食生活の改善と多様化による栄養改善への支援のために、技術協力プロジェクトの詳細計画の策定を目的とした本調査が行われました。連邦首都区の農村地域を対象として、「食」を通じたアプローチにより農村部の住民、特に母子の食生活と栄養改善に貢献できるプロジェクトを設計するために、現場での活動主体である普及員(農業分野や保健分野)の活動内容や能力に関する調査を実施したり、食と栄養の課題に密接に繋がっている農民の生活状況を確認したりと、より効果的な支援方法を検討しました。また、食と栄養を横断的に統括する委員会への支援についても検討し、マルチセクターでの取り組みを考慮しました。