国際協力プロジェクト <その他のプロジェクト>

JICA フィリピン国農業近代化に係る情報収集・確認調査(農業政策・金融)

 

分野

期間

農業開発

2017年7月-2018年3月

概要

フィリピン農業省は、コメ生産の機械化を促進するため、有償資金協力の支援要請を行いました。それを受け、本調査では、農家、農業協同組合、中小企業などの農業の担い手を取り巻く労働市場や資本市場の動態に注目して、フィリピンの農業近代化と機械化の動向、既存の農業近代化政策と制度、実施中の近代化促進プログラムとの整合性などの観点から、必要な情報を収集・分析し、要請の妥当性と改定案を検討しました。その結果、農業の近代化が経済成長に貢献するためには、農業機械化により節約された労働力が農業セクターと他セクターにより吸収されること、農業機械化の始まりだした地域の支援に注目すること、競争市場の原理に基づき農業サービスサブセクターを振興し、同セクターの寡占化を防ぐことが必要条件であることが確認されました。これらの結果に基づき、1)政府の管理・監督サービス、普及サービス、ビジネス開発サービスの提供、低利融資のための政策基金の設置・運営、2)低利の政策金融の提供を通じ、民間セクターによる農業生産・加工サービスビジネスの強化、3)農業機械化の進行に伴い、農業労働市場と地域社会に発生する利害関係の調整サービスの提供、の3コンポーネントからなる有償資金協力事業の改定案を策定しました。

JICA ウガンダ国コメ振興プロジェクト第2次終了時評価調査及びコメ振興プロジェクト・フェーズ2詳細計画策定調査(評価分析)

分野

期間

農業開発

2017年9月-2017年10月

概要

近年、ウガンダでは、コメの需要が急速に高まっていることから、JICAは2011年より「コメ振興プロジェクト」を実施し、コメの生産強化を図ってきました。同プロジェクトの実施が、ウガンダのコメ生産量の増加に大きく貢献したことから、これまでの成果を活用しつつ、コメ生産性向上に向けた更なる取り組みを行うために、ウガンダ政府より「コメ振興プロジェクト・フェーズ2」が要請されました。このため本調査では、現行プロジェクトが終了を迎えるに当たっての評価を実施し、目標達成度や成果等を分析しました。また、次期プロジェクトの実施体制、目標、成果、活動内容等の詳細を整理しました。

JICA 南スーダン国ジェンダー情報収集・確認調査

分野

期間

ジェンダー

2017年3月-2017年10月

概要

2011年に独立した南スーダンでは、長年の紛争中に、兵士から性的暴行を受けるなどの悲惨な経験をした女性が大勢います。また、世帯主であった男性を殺害されたり、家を追われたりしたため難民や国内避難民となり、多くの女性が苦しい生活を強いられています。本調査では、ジェンダー・子ども・社会保障省と協力し、経済・農業分野のジェンダー主流化及び経済的エンパワメント推進のための情報収集ワークショップを隣国ウガンダで実施しました。ワークショップでは、経済・農業関連省庁のジェンダー担当官の政策策定・予算策定・事業実施における能力強化のため、ウガンダで実施中のJICAプロジェクトやNGOを訪問したり、ウガンダ、ケニア、ルワンダの関係者を招聘したりして東アフリカ諸国の優良事例と教訓を共有するなど、人的ネットワークの構築も行いました。

 

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JICA ナイジェリア国連邦首都区における栄養改善能力強化プロジェクト詳細計画策定調査(栄養改善)

分野

期間

栄養改善

2017年9月-2017年11月

概要

ナイジェリアの人口規模はアフリカ諸国の中でも最大であることから、栄養不良問題を抱える人口が大きく、対応が必要になっています。そのため、連邦予算国家計画省が中心となり、National Policy on Food and Nutritionを策定するなど、栄養に関する取り組みが進められています。JICAでも、食生活の改善と多様化による栄養改善への支援のために、技術協力プロジェクトの詳細計画の策定を目的とした本調査が行われました。連邦首都区の農村地域を対象として、「食」を通じたアプローチにより農村部の住民、特に母子の食生活と栄養改善に貢献できるプロジェクトを設計するために、現場での活動主体である普及員(農業分野や保健分野)の活動内容や能力に関する調査を実施したり、食と栄養の課題に密接に繋がっている農民の生活状況を確認したりと、より効果的な支援方法を検討しました。また、食と栄養を横断的に統括する委員会への支援についても検討し、マルチセクターでの取り組みを考慮しました。

JICA ナイジェリア国公衆衛生上の脅威の検出及び対応強化プロジェクト詳細計画策定調査(評価分析)

分野

期間

保健医療、公衆衛生

2017年7月-2017年9月

概要

ナイジェリアは、ラッサ熱やコレラの感染件数だけでなく、マラリア、結核、HIV/AIDSによる死亡件数が多い等、感染症のリスクが非常に高い国です。ナイジェリア政府は2010年に感染症のサーベイランス、予防、緊急対応及び調査能力の向上のために「ナイジェリア疾病予防センター(NCDC)」を設立しました。しかし、NCDCのマネジメント能力及び検査研究能力の弱さや、高病原性病原体の詳細な検査を行う設備がないこと等が、迅速且つ確実な感染症の検知の阻害要因となっていました。そのため、2017年8月に、NCDCのラボ機能やサーベイランス能力の向上を通じた検査・研究の実施体制の強化を目的に、技術協力プロジェクトの詳細計画策定調査を実施しました。本調査では、同時期に検討された無償資金協力事業によるNCDCの施設改善計画との相乗効果にも配慮した計画立案を行いました。

JICA アジア地域コーラル・トライアングルにおけるブルーカーボン生態系とその多面的サービスの包括的評価と保全戦略プロジェクト詳細計画策定調査(評価分析)

分野

期間

地球環境、科学技術

2016年8月-2016年10月

概要

コーラル・トライアングルとは、インドネシアとフィリピンを中心とする6カ国にまたがる、海洋の生物多様性が非常に高い海域のことです。サンゴ礁や海草藻場、マングローブ等で構成される沿岸生態系は、海洋生態系によって固定・隔離される炭素(ブルーカーボン)を多く蓄積していますが、陸域から沿岸生態系を経て外洋や深海へとブルーカーボンがどのような過程でどのくらいの量が動いているのか、その動態は良く分かっていません。本プロジェクトは「地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)」案件として、東京工業大学、フィリピン大学、インドネシア海洋水産省を中心に、ブルーカーボン動態の解明、沿岸生態系の生態系サービスの包括的評価、生態系保全と発展の両立を図る政策提言等を目的とし、その為の活動の役割分担や内容を関係機関と協議し、課題等を整理しました。